エイプ50 の修理 その2

HONDA エイプ50の修理の続きです

前回はキャブレターまで。

今回はガソリンタンクの錆取りです。

ガソリンタンクの錆取り許可出ました~

サビ落とさないと、再発濃厚なので。やっておいた方がいいですね。

良く見えませんが、奥の方は錆が動いているようです。ガソリン抜いてみましょう。

キャブレターのフロートに入り込んでいた黒い砂のような物体。サビですね。つまりの原因で間違いなさそうです。

ガソリンに程よく混じってますね。沈殿するとこんな感じ。

この奥の方からはがれてるみたいですね。溶剤でできるところまで錆取りします。

一番大きかった錆のカタマリ。カギと比較すると大きさがわかりますね。
洗うだけでもボロボロ出てきます。

溶剤使用後、最初の洗浄で出てきたサビ。ここからさらにガンガン洗います。

完璧とはいきませんが、だいたい落ちたようですので、ここが限界。しつこくやりすぎると穴が開きそうです。
錆止めを使用して錆を防ぎつつ、乾燥させます。

あとはフィルターを付けて組付けです。
取り付け前に、ガソリンタンクからゴミが出ていないことを確認します。

ゆすったりしても出ませんね。もし出てもフィルターに止めてもらえればOKです。
古いバイクにありがちなサビのトラブル。錆取り洗浄でだいぶ軽減できますのでお勧めです

あまりひどくなると、今回のように完全に錆取りできない場合もあります。

錆止めだけでなくコーティング剤を入れる方法もあります。

いわゆるタンク内の塗装みたいなものです。長期保管があるバイクなどにはおすすめです。

今回の修理はここで終了です。ご依頼ありがとうございました。