キャブレター調整とオイル漏れの修理 その4

まったく違うところで足止めでしたが、ブローバイホースも付いたところで

元々依頼されていたオイル漏れの対処に移ります

ギアペダルが付いているシャフト、そのエンジンに貫通しているシールからオイル漏れ

シール交換で治りそうなオイル漏れなのですが

・シールを交換した際にシール取り付け部内部にキズが入ってしまった

・シャフトにも傷がはいってしまった

・以後、何回シールを交換してもオイルが漏れてくる

ということなので、まずは状況を確認します

交換済のシールなので簡単に抜けますが、オーナーさんが外した最初のシールはだいぶ抜けなかったようですね・・・

オーナーさんの推測は線傷のせいでは。ということですが納得です。

シャフトも傷がきれいについてます。

一応、予備のクランクケース、シフトペダルシャフトも準備はいていただいているのですが・・・

シフトペダル・クランクケースを交換するためには

・エンジンの脱着(エンジンに付随するパーツも脱着)

・エンジンの腰上分解

・エンジンの腰下分解

要するにエンジンは全分解になってしまうので・・・・・

費用が掛かりますね

とりあえず、外側からで行けるか試してみます。

外したシールからはシャフトに偏心はなさそうかと。純粋にキズだけなら何とかなるかも・・・

なんやかんやした後です。シールを打ち込んで様子見をしてみましょう。

これで止まればいいんですけど。

お預かり時間的に1日様子見しかできなかったので、この後はオーナーさんで様子を見ていただきます。