2022/02 Magna50の整備4

出品中の車両と同一車種とは限りません。すべての車両に同等の整備を行っています。同型車種の整備として参考にしてください。


タイヤがまだ届かない。。。
今回はタイヤ・チューブすべてダメでしたので交換です。

ある程度組んだので始動確認。。。。。

きゅるきゅるきゅるきゅる~

きゅるきゅるきゅるきゅる~

きゅるきゅるきゅる   どるんどるん

かかり悪い。。。。

キャブのオーバーホールミスですかね。。。

エンジンヘッドはオーバーホール済の見立てなので分解はしないと思ってはいたのですが、、、

キャブも疑いましたが(一度見直しました。問題なし。)

ヘッドばらしてみてみましょう。

なぜエンジンがまた降りているのか。

ヘッドとシリンダーのボルトが抜けませんでした。
元々よく固着するところですが、、、、1時間くらいかかって抜いたのでかなり頑固に固着してました。ここまでの固着は初めて。

分解結果は思った通りガスケット、カムチェーンテンショナー、ピストンリング問題なしというか消耗してないくらいキレイ、クランクのガタつきも確認できる範囲で無し。
ピストンヘッドも新しいし、こりゃ読み通りオーバーホール済ですな。

で、結果。。。。

始動不良の原因わからず。

バルブにカーボンではないものが付着。掃除して取りましたが、

これだ!と思ったものの、写真の状態でカーボン噛みのような圧縮抜けは無し。。。

仕方ないので、ガスケットを交換しながら組み立てします。

何か問題が見つかったわけではないので、ダメだろうな~でセルを回す。。。

きゅるきゅる どるるん

あれ?始動が良くなってる。

なんで?

原因は特定できませんでしたが、エンジンヘッドの分解・清掃で症状は改善。

釈然としませんが、結果良し。

清掃でなにかつまりが解決したのかもしれませんが、

個人的にはヘッドのネジ固着と、スタッドボルト1本のシリンダー下だけ発生した錆。

オイル漏れは全くなかったので、もしかしてシリンダーとヘッド間が均一に取り付けされていなかった?

仮定の域を出ませんが、エンジンヘッドオーバーホールの作業ミスでは。。。

そういえば前オーナーがセルは回るのに押しがけしてたとか。。。。

とりあえず、修理出来たのでこれで安心して乗れますね。