

うちは万年マグナ50の在庫不足に悩まされているわけですが・・・

販売している車両売れてしまうと作成に時間がかかりますからね。しょうがないね。

考えてみると最初のマグナ50はもうずいぶん前。お取り扱い台数もマグナ50だけで50台となりました。

マグナ50を50台ばらして塗って組み立てた個人のバイク屋ってなかなかなさそうだね。

無いと自負しております。そこで。
今と昔は作業が変わったのか。ちょっと最近の作業を見てみましょう。

作業進める優先になって写真撮らなくなりそう・・・


工程1:マグナの元を作ります。
ここからちょうど組み上げです。

この工程の前に分解工程があります。さらに塗装部品の下処理、下塗、本塗、エンジン塗装も。

フレームだけにしないとね!はっきり言って汚いからね!
あ、2台同時にやりますよ!

2台同時にやろうっていう発想が普通は無いですよ。

手は抜けないからね。まとめてやる時短くらいしか手が無いのよ。




こーんなボルトで大事なエンジンが止まってるわけですよ。

サビる部分はしっかりサビてます。旧車あるあるですね。

ね。こんなんに乗るの嫌やろ????
乗るんやったら分解したくなるやろ????

まぁ。普通はしないか、見ないか、できないか。ですね。
普通に売ってあるマグナ50はどうしてるんでしょうね??

ははっ・・・さぁ・・・(気遣い)




よし、ちゃんと見慣れた感じになってきた。

参考までに作業所内では組み上げ始めまではゴミ、この辺からはマグナと呼ばれます。

ゴミをゴミのまま売ったらダメでしょ???そういう意味ね。

・・・バイク屋で普通に「あ、ゴミが売ってある~」とか言いますよね???

そんなことないですよ。
あ、ゴミ(をきれいにしたバイクだ。でもたぶんキャブとオイル変えただけだな。フォークシールも変えてないやん。こんなんで30万とかやばくない????それくらいしかしないんやったらタイヤくらい変えたれよ)が売ってある~

・・・気遣いはどこへ???

テンインサン ニ キコエナイ コレ キズカイ。



不動と実働の2台を分解したので、これはそれぞれのフォークオイル(フロントサスペンションの中身)

不動の方はオイル量はまぁまぁだけど水が混入してます。
実働の方は・・・もう入ってないといってもいいレベルでオイルが無い・・・

ちなみに外にだらだら漏れてたわけでもないんですよ。たぶん我々に販売するときに清掃でもしたんでしょ。

外見ではきれいでしたね。中身は確かにゴミです。





はい。どっちがどっちかわからないくらいになりましたね。

フォーク舐めてると痛い目見ますからね。


あとブレーキも大事。きれいにしないとね~

ブレーキフルードの点検窓が曇ってる車両が10割。動作に影響ないけど放置はダメ。

もちろん交換。「点検窓」ですから透明でないと。



完成~

元の画像はね。見るに堪えないのと元の持ち主さんへの配慮で掲載できません。

ところで数年前と何か作業内容変わってました???

変わってなかった。詳しくはないけど数年前の作業もおんなじことやってるわ。


当時記事から。写真どこで使ったかな。↓の記事なのでもう4年くらい前みたい。

1/1 マグナ組み立てキット~ですね。


ちなみにこのバイク、某県の某バイク屋(GooBIKE掲載店)で34万くらいだった。

当時のままなのに倍額以上で売ってるバイク屋ってすごいよね。

いやいや、きっと総分解して塗りなおして、整備しなおしたんですよ・・・(気遣いと建前)

たぶん、そのまま売ってるっぽいけどね・・・・
余談

あと、定期的にどこかの知らないバイク屋さんが「業販で安く売ってくんない?」的な連絡きますが・・・

業販はお互いの信頼あってのやりとりであって、楽して稼ぐ方法じゃないからね。
業販はお互いの信頼あってのやりとりであって、楽して稼ぐ方法じゃないからね。

楽して稼ぎたいヤツの為にバイク作ってないからね。
ど~せ30万以上の値段で売るんでしょ?

業販はお互いの信頼がある関係業者としかやってません。

がっかりするのでやめてほしいです。