バイクに乗る前、後など、日常的に行う必要があるメンテナンス箇所です。
毎回が難しい場合は時期を決めたり、定期的にバイク屋さんへチェックを依頼して安全に走行できる状態であることを確認してください。
・オイルが適量入っているか
オイルレベルゲージを確認し、オイル量が適正か確認します
オイルレベルゲージは車種により異なりますが、エンジンオイル注入部またはエンジン横のガラス部で確認します。
※オイル確認は原則、車両を水平にした状態で確認します。
※点検時にオイルの性状も確認します
・オイル交換時はオイルの量が著しく減少していないか
・オイルの色が白っぽくないか
・逆にオイル量が増えていないか
オイル性状に異常がある場合は早めにバイク屋さんへ相談してください。
・オイル交換
0-30W相当のオイルを規定量 2000㎞~5000㎞毎(50㏄以下はその半分以下)
を目安に行います。
※ご自身のバイクのオイル量は「バイク名 オイル量」で検索すると調べることができます。
※オイル量1L当たり走行距離1000㎞程での交換が目安となります。
例:規定オイル量2L=2000㎞毎にオイル交換
・オイルフィルター交換
一般的にオイル交換2回に1回の割合でオイルフィルターを交換することが推奨されています。
タイヤの空気圧は空気圧メーターやガソリンスタンドで測定できます
・バイクに応じてタイヤの空気圧は異なります。
チューブタイヤ=150Kpa前後
チューブレスタイヤ=200Kpa前後
が一般的ですが、メーカー指定の空気圧はご自身で把握をお願いします。
※「バイク名 空気圧」で調べることができます。
スリップサインが出たタイヤは交換が必要です。溝がある状態でもスリップサインが出ている場合は交換してください。
※販売時に中古の表記があるタイヤはスリップサインに関わらず早めの交換を推奨しています。
ヘッドライト・ウィンカー・テールランプ・ブレーキランプ・ホーンの動作は停止時に定期的に行ってください。
車両紹介のエンジン項目に「水冷」と表記があるものは冷却水(ラジエータークーラント)を定期的に点検してください。
・冷却水は十分か
リザーバータンクに十分な冷却水が入っているか確認してください
・冷却水が漏れていないか
・冷却水の色が黒く濁っていないか
冷却水はホームセンターなどで購入可能です。補充方法がわからない場合はお調べ頂くかお尋ねください。
ブレーキは車両により使用されているブレーキ機器が異なります。
・ドラムブレーキ:ブレーキシューが使用に応じて減少します。「キーキー音」がひどい、停止しにくいなどの症状がある場合は調整またはバイク屋さんへご相談ください。
・油圧ブレーキ:ブレーキパッドが使用に応じて減少します。また、ブレーキフルードが劣化します。
ブレーキパッドを点検し、2年に1回はブレーキフルードの交換をしてください。
チェーンには「チェーンオイル」「チェーンルブ」などのオイル塗布を定期的に行ってください。
チェーンのたるみが大きくなってきた場合はチェーンの調整を行ってください。
チェーンのたるみは一般的に20~30㎜前後です。車両により異なります。
※チェーンのたるみは「車両名 チェーン調整」などで調べることができます。