出品中の車両と同一車種とは限りません。すべての車両に同等の整備を行っています。同型車種の整備として参考にしてください。
整備組み立て作業も終わりました。
↑の最初の状態から~
あんまり変わらないような?
細かく見ていきますと
↓ここからはビフォーアフター比較。
撮影条件は同じなのでライトで美白的な小細工や画像加工は一切無しです。
ビフォー
ライトカバーの塗装は色あせ、ステムは輝きなくガサガサ
アフター
ライトカバー ステムまわりにツヤがありますね
ビフォー
ギズ+錆で深い傷がありましたが
アフター
傷が消えてます。もちろんサビは完全に除去で下処理してます。
ビフォー
スクリーンついてるので隠れるし磨いて終わろうかとも思ったのですが磨いても何か納得いかず。
アフター
メーターカバーは塗り直しました。
これでスクリーン外してもバッチリかな?
ビフォー
キャブ周り。ここは錆びやすく磨きにくいです。
アフター
キャブは分解ついでに磨けるだけ磨いておきました。
こうやって取り付けると差が出ますね。
肝心なのは中身の整備なんですが、
見えないところと見えるところ。どっちも大事ですね。
ビフォー
気持ちよく縦ヒビが2本、裏がえすとサイドにも欠けがあったり
アフター
割れたリアカウルも元通り。
FRP補修してますので強度も出てます。
ビフォー
アフター
同じく割れたサイドカウルも補修済
(穴空けるつもりが忘れてます)
ビフォー
スイングアームは塗装されていましたが汚れも酷かったので
アフター
綺麗に再塗装。磨いた時の銀色の輝き仕上げも惹かれましたが錆びそうだったので。統一してブラックに。
その他のアフター
写真では良く見えたり。悪く見えたり。
目えない所も結構手が入ってます。
アクセルワイヤー
スピードメーターワイヤー
クラッチワイヤー
等は外して動作確認、洗浄して注油
チェーンは外してしっかり綺麗にして注油
スイッチボックスの接触不良もあったので分解して接触を改善
メインキーがONで抜けるいわゆるキー抜けだったので中古パーツと交換
フォークの分解洗浄オイル交換、シールは今回は生きてました。
エンジン下ろした際にフレーム・エンジンはガッツリキレイに。
記事にもなってますがエンジンカバー類のガスケット交換
冷却系の分解、洗浄、動作確認
当然エンジン・ブレーキオイルやクーラントは交換、フィルターも交換済み
ブレーキは前後洗浄の上チェック、調整
キャブレターは分解洗浄済み
前後ホイールの錆取り、磨き、ベアリング類のチェック
その他電装系の動作確認
タンクは良い出物があったので交換しましたが、タンク内部の洗浄と鍵類の移設
フューエルラインなどの劣化箇所は新品交換
同じくパッキン類の怪しい箇所は交換、箇所によって液体ガスケット併用
マフラー研磨、ボルト類の交換や磨き
仕上がり後の走行チェック、キャブ・スロットル・クラッチ調整
+写真のような気になる箇所の補修や塗装
などなどなど。細かく上げていくとキリがないです。
いつもUSBやスマホホルダーつけますがこの時はまだついていません。
何気にヘッドライト、ウインカーはLED化してあります。
これでもまだ抜けはあるのではないかと疑いながら細かい修正をしていってます。
当時物ながら、1万回転まで気持ちよく吹け上がり、さすがの40馬力で100km到達も楽々です。
外観等社外品でカスタムされているわけではありませんが、本来の純正の姿で個人的に良いのではと思ってしまえます。
(スクリーンは元のオーナー様がつけていらっしゃいました。好みがあるかもしれませんが、高速域ではアリだと思います。)
実際現車確認をどうぞ!
ご自身の目で確かめてください!