バイクで公道を走る際、保険は大まかに2種類になります。
ひとつは自賠責保険、もうひとつは任意保険です。
自賠責保険は強制保険ともいわれ、必ず加入する義務がある保険です。
自賠責保険未加入で公道を走行すると、法律違反になり処罰の対象になりますので注意が必要です。
任意保険は事故に備えて加入する保険で、義務ではないですが、補償が厚くもしもの時の安心に備える保険となっています。
自賠責保険未加入でのペナルティ
自賠責保険に未加入で運転した場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。また、無保険での運転は交通違反となり、即座に免許停止処分となってしまいます。
それ以外にも、加入していても自賠責保険(証明書)を不携帯だった場合、30万円以下の罰金となるほか、配布されるステッカー(保険標章)についても、貼ることが法律で義務付けられていますので、必ずナンバープレートの指定位置(250cc以下のバイクの場合は、ナンバープレートの左上部)に貼るようにしましょう。
料金
保険料は排気量ごとに決められた価格です。加入する場所で保険料は変わりません。
料金は期間が長いほど1年あたりの料金が安くなります。
原付(〜125cc以下)
125cc超〜250cc以下のバイク(軽2輪)
加入場所
軽二輪自動車、原付の保有者が自賠責保険に加入する場合、主に次の場所で加入できます。
- コンビニエンスストア
- 保険代理店
- 陸運局
自賠責保険の補償の対象
自賠責保険で補償される対象は、事故の相手(対人)のみです。相手の車両など(対物)、自分の体・バイクは補償されません。
補償内容
傷害の場合
死亡の場合
出典:ファミリーマートHP
賠償金の相場
仮に30歳で2人の子供を扶養されている方を死亡させてしまった場合の補償金は・・・
約1億円です!
大きな事故を起こしてしまう可能性は誰にでもあります。
自賠保険だけだと大きな事故の際に金額が足りず、あなたは一生涯、起こした事故の補償のために支払いを続ける必要があります。
自賠責保険だけで補償できる事故も多いですが、自分が起こす事故がそうだと言い切れないなら任意保険への加入もしっかり考えましょう。
自賠責保険だけでいいという自信はないです。なので任意保険に入ってます。
安全運転でも避けられない事故があります、相手がいる以上はしっかりした補償がないと車もバイクも乗れません。
まとめ
自賠責保険は必ず加入!コンビニで入れて、値段はどこでもいっしょ!
補償内容は最低限なので、事故に備えるなら任意保険も検討する必要は十分にある!